名古屋・大須商店街といえば、食べ歩きグルメや個性的なショップが集まる活気あふれるエリア。
そんな大須の魅力を発信するフリーペーパー「ばらばら。」をご存じでしょうか?
大須の街並みを歩きながら、話題のスポットや隠れた名店を探し出し、読者に楽しい情報を届ける「ばらばら。」の編集部。
その制作の裏側と、大須の街の魅力について取材しました。
大須のフリーペーパー「ばらばら。」とは?

「ばらばら。」が誕生したのは2017年。
もともとは、Web関連事業を手がける「株式会社ニューキャスト」の新入社員研修の一環として発行されたのがきっかけです。
現在では、職業訓練校からのインターン生やフリーペーパー制作を体験したい人たちが参加し、実践的なスキルを学びながら制作しています。
このような経緯から、編集チームは毎号異なるメンバーで構成されており、自由な発想で作られた個性あふれる紙面が特徴。
オリジナリティを活かしながら、それぞれの視点で大須を切り取る…まさに「ばらばら」であることが強みのフリーペーパーというわけです。
「ばらばら。」の特集内容

「ばらばら。」の紙面には、大須商店街で楽しめる食べ歩きグルメや推し活スポットなど、幅広いテーマの記事が掲載されています。
編集部のメンバーが大須を歩きながら、自分たちの興味や視点をもとに特集テーマを決定。
毎号異なるライターやデザイナーが関わることで、同じような内容でも新鮮な切り口で表現されています。
例えば、ある号では「世界のグルメ特集」として、ブラジルの揚げ餃子や観光のチーズハットグなど、多国籍なグルメをレビュー。
別の号では「推し活特集」として、オリジナルグッズが作れるお店や神席当選祈願ができる神社を紹介するなど、大須の多様な魅力を掘り下げています。
2025年4月の最新号では、「占い」がテーマとして取り上げられるとのこと。
発行が待ち遠しいですね!
「ばらばら。」編集部から見た大須の魅力

「大須は、どんな人でも受け入れてくれる懐の深い街」
そう語るのは、「ばらばら。」編集部のばらみ様。
もともとは電気街としての歴史を持つ大須ですが、近年では食べ歩きグルメの名所としても知られ、さらに古着店やホビーショップも増えるなど、多様な文化が共存する街へと発展してきました。
「この街は、新しい流行をどんどん取り入れながらも、昔ながらの人情が残っているんです。どんな世代でも性別でも、広く受け入れる…そんな温かさがある場所ですね!」
多くの観光客で賑わう商店街ですが、地元の人々との交流も楽しめるのが大須の醍醐味。
フリーペーパーを作る中で、編集部のメンバーも大須の店主や常連客と会話を交わし、街の魅力を肌で感じながら記事を執筆しているそうです。
大須商店街に来たら「ばらばら。」を手に取ってみて
「ばらばら。」は、大須商店街内の飲食店やショップを中心に、100店舗以上で設置・配布されています。
訪れた際には、ぜひ手に取ってみてください。
紙面をチェックすれば、大須を今まで以上に楽しめるようになるはず!
また、デザインやライティングに興味がある人、フリーペーパー制作を体験してみたい人は、「ばらばらアカデミー(ばらアカ)」に参加できます。
公式サイトから応募できるので、大須の街で学びながらスキルアップしたい方はチェックしてみてください。
大須商店街をどんどん盛り上げていきましょう!